水田いっぱいにはられた水は、ゆっくりと地下にしみこみ地下水になります。1日に12ミリの速さだといわれています。いちばんよい水は、深層地下水です。そこまでしみこむには約200年かかります。深層地下水をくみ上げて、水道用水に使っているいるところがありますが、これは江戸時代に地上からしみこんだ水で、先祖の貯金ということになります。
水田の水で、深層地下水になるのは、4分の1ぐらいです。大部分は水田の浅い地下にある帯水層にたまり、そこから少しづつ川や排水路にしみでて、ふたたび下流の水田で使われています。水田稲作がつづくかぎり、年々ゆたかな地下水が補給されていきます。
 
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