食を支える人

毎日食べるお米を美味しいものにするということは、最高の贅沢です。だからこそ、安全・安心に気を使い、食にこだわりをもって食べてもらいたい。 

「食べるとは、命を育てること。これ食育なり。」

「人の命を守り育てる、食べ物の向こうに・・・・」
私の大好きな辰巳芳子さんですのことば—
人の命を確かに守り育て得る食べ物の向こうには、
かならず信頼に足る人物が存在しております。
私はつねに心を、その作り手に通わせておのます。
食材作りは、変化する自然相手の生活。
その人生は消費者の想像を超えた、油断できぬ忍耐、努力の日々だからです。
その働きは、本当はお金に置きかえられぬほどのものです。
現在、日本の食糧自給率は40パーセントを下ると申します。
純正な食材をよく理解し、賢く感謝して使って下さる方が増えれば
ひいては食糧問題を改善する底力になるでしょう。
さらに気がかりなのは後継者のことです。
後継者が希望のうちに精励し育ちうるためにも、
私たちは良質な食材のふさわしい扱い手でありたいと望みます。

—-「確かな味を造る会」宣言より

お米で元気。九州 福岡 梶谷米穀店
http://www.kajikome.com/