「お腹からやせる食べ方」柏原ゆきよさん
やせるためには糖質制限をしなければいけいないと思ってきた人が多い中、「ごはんはしっかり食べた方が、やせられます。しかも、おなか周りがすっきりします。」と、まったく逆の発送で話題の柏原ゆきよさん。
自身も、20代のころはパンや麺類が大好きで小麦中心の食生活だったが、30代で米食に変え、体系は勿論、体調や肌質も改善されたという。
■お米に注目したきっかけ
いくら健康に良くても一つの食べ物だけではダメ、バランスの良い食生活が大切と言う考え方のもと、大勢の方たちの食生活指導をなさっていた柏原先生。その中で、とくにダイエット効果の高かった方たちの食生活を見てみると、“おかず”中心の食生活から、バランス良く“ごはん”を食べる食生活に変えた方が多く、お米には何かある!と思われたそうです。
■お米はタンパク質 !?
炭水化物として扱われる“ごはん”ですが、白米のアミノ酸スコア(※)は 65。そこに柏原先生が推奨されているお野菜たっぷりのお味噌汁が加わるとアミノ酸スコアが限りなく 100に近づきます。と言うことは、“ごはん”は立派なタンパク源になると言うことですね!
炭水化物の中で一番燃えやすいものが、お米なんです。
「パンや麺などの小麦食は、あまり体を温めません。ちなみに砂糖は体を冷やします。いまは体が冷えて寒がりな人が多く、それはとても太りやすい状態です。体が燃えて温かくなるお米を勧める理由なのです。」
タンパク質をしっかり摂ることで、筋肉が作られ基礎代謝があがります。基礎代謝が上がれば、自然とダイエットにつながりますし、血流も良くなり、冷え取りはもちろん、お肌のすみずみまで栄養がいきわたり美肌が作られます。
■マグネシウムに注目!
代謝を良くするためには、マグネシウムが必要です。マグネシウムには、代謝に関係する酵素の活性化や、糖をエネルギーに変換する働きがあります。パンやパスタ、“おかず”中心の食生活をしているとマグネシウムが不足しがちになります。マグネシウムは、大豆や雑穀、お魚に多く含まれますので、柏原先生流の雑穀ご飯とお野菜たっぷりのお味噌汁の食生活をしていれば、マグネシウムが不足することなく、自然と代謝 UPにつながります。
■ごはんを食べてダイエット
「ごはんを食べる時は、けっこう咀嚼しますよね。咀嚼は、顔周りの筋トレになります。ごはんをよくかんで食べるていると輪郭が引き締まり、顔の印象が変わります」
また、かんで食べると唾液が出ます。唾液はかむことによって分泌されるため、咀嚼が必要なものを食べると唾液量が増えます。唾液の中には若返りホルモンといわれる物質「パロチン」が入っており、それが新陳代謝を高めるので、肌がきれいになります。
“ごはん”が基礎代謝を上げるなんて意外ですよね!そして、食べて自然と美肌が作られるなんて、ますます興味がわきますね