ご飯と栄養

  • 歯の数をご存知ですか。
    人間には、前歯が4本。糸きり歯が2本。奥歯が10本あります。 前歯は、野菜を噛む歯。糸きりは、肉を裂く歯。奥歯は、穀物を噛む歯。 つまり、野菜(2)肉(1)穀物(5)この割合が本来人間が食べ物を 食べるバランスだそうです。また、西洋人私たち日本人を比べてみると はっきり違いがあります。

    西洋人の腸の長さが身長の9倍なのに対し、 日本人は11倍と報告されています。つまり、日本人は西洋人よりも、 野菜や穀物を多めにとるのが本来の姿と考えられます。ですから、 少なくとも西洋人に比べて、肉食はひかえた方がいいのではないでしょうか。

    ■食の乱れ
    最近、問題行動を起こす子どもたちが増えてきました。 問題行動のあつた子どもの家を訪問すると、必ずといっていいくらい 転がっているのは、カップラーメンとコンビニ弁当の食べ残しと、 清涼飲料のペットボトルだそうです。

    キレる子どもたちには共通点があり、スナック化した食事で、 偏食が多く、好きなものだけ食べ続け、おなかがすいたときが食事時間 。家族との会話はない。食事は「エサ化」。カロリーは足りていても、 ビタミンやミネナル、食物繊維。そして何より家族の愛に飢えていたそうです。

    スポーツ飲料や砂糖の入っている飲み物を飲み続けると、よぶんな砂糖は、 カルシュウムが必要となり、カルシュウムを排出するため骨がとけやすくなります。 また、カロリーのある飲料を飲ませるからご飯が食べられないのです。

    私たちの食生活は、昭和30年代を境に大きく変わりました。 肉・牛乳・パンなどの洋風化が進み、ちゃんとした食事の代わりに、 お菓子やジャンクフードや飲料類ばかりを飲食している子どもや大人は、 栄養失調で肉体だけではなく、精神状態もおかしくなります。

    これでは人間の食事といえません。食べられればよいというだけなら、 単なるエサと変わらないのではないでしょうか。栄養のバランスはよほど 注意しなければ、肉体ばかりか精神までも病気にしてしまうのです。

    母性愛が乏しく、育児を放棄したり殺したりする母親は、右脳の中にマンガンが 足しているそうです。穀物やひじきや青野菜に多く含まれるマンガンは、 ホルモン分泌を活性化させる働きをします。ウサギをマンガンなしのエサで 育てると、子を育てなくなることから、<愛情のビタミン>とも呼ばれています。 いつもイライラして、すぐにカッと怒りぽく、キレたりして、子どもを虐待したり、 子どもを殺したりする大人は、亜鉛・カルシュウム不測などと言われています。

    だからといって、「○○が不足しているから○○をとる」というような短略的な情報に 惑わされず、サプリメント(栄養補助食品)に頼るよりも、できるだけ命のある食べ物を とるように心がけた方のが良いのではないでしょうか。

    何をたべようが、それは個人の自由。だが、健康を損なう恐れがあり、 食生活が原因となって病気になれば、国全体で31兆円を超える医療費 を押し上げるのではないでしょうか。

    ■ごはんを中心とした日本型食生活で家族みんなの健康を
    日本が世界一の長寿国になった背景には、ごはんを主食とする日本型 食生活が深く関わっています。ダイエットや栄養バランスのよさで 世界の人々が注目する日本型食生活で、家族みんなの健康づくりを目指 しましょう。

    学力は家庭で伸びる  陰山英男 より
    10年ほど前になります。子ども達の体力にやや不安を覚えた時期が ありました。そこで学校ぐるみで生活アンケートを取りはじめたのです。 回答結果に私は驚きました。

    まず、朝ご飯のメニューです。パン食が全体の2/3を占めていたのです。 都市部なら驚くにあたいしないでしょうが、以前私の勤めていた学校は、 山合いの農村地帯だったからです。しかし、栄養士さんに話しを聞くと、 朝はパンよりもごはんのほうが腹持ちがよく、栄養面でも優れていると 聞きました。

    平成14年広島県の教育委員会が実施した調査によると、 朝ごはんをきちんととる子は、とらないに子比べて成績もよい決果が出 ています。別な学校の調べでは、一食あたりの摂取食品数が多い子ほど 成績が上位であることがわかりました。

    要するに食卓が豊かであれば成績もよいということです 。朝食は体の栄養面だけでなく、子どもの心にも深く影響するように思います。 子どもにきちんと朝食をとらせてください。私は、ごはんとお味噌汁を おすすめしますが、しかし何を食べるか以前に朝食をしっかりとること が先決です。朝しっかり食べるためには、運動不足を解消し、 早寝早起きの規則正しい生活を送ることが大事。夜更かしをすると、 朝起きるのがつらくなるだけでなく、食べ物を受け付けられなくなります。

    まずは、朝食をきちんととる習慣をつけることが健康的な生活の 第一歩です。子どもの生命力を支えるのは家庭です。中でも食生活は 基本中の基本。一日の原動力となる朝ご飯を大切にしていただきたいと 思います

    ■■■ 食生活改善の10ヶ条 ■■■
    @ご飯をきちんと食べる
     ご飯は食生活の土台です。きちんと食べることが大切です。 きちんと食べないと甘い菓子類やジュース類などが欲しくなります。 また、ご飯を主食にすれば、副食も季節の野菜や魚介類などよい内容 になります。パンの常食は避けてください。パンはよほど選ばないと 砂糖や油脂類だらけのお菓子のうよなものです。
    しかも、イーストフード、乳化剤などの食品添加物の心配もしなければ なりません。副食も季節に関係なくサラダ(ドレッシングかマヨネーズ)、 目玉焼き、ハムエッグなど油脂類だらけになってしまいます。 パンはせいぜい日曜日の朝程度にしたいものです。

    A液体で満腹にしない
    赤ちゃんは、歯がないからオッパイ(液体)で満腹にするしかありません。 しかし、歯がはえたら食べ物はきちんとかんで食べることが大切です。 かむ必要のない液体で満腹にすることはよくありません。炭水飲料水、 乳酸化飲料水、ジュース類、スポーツ飲料、牛乳などはやめましょう。 また、このような飲み物を飲んでいると食事がとれなくなってしまいます。 飲み物は、水、番茶、ほうじ茶、麦茶、薬草茶、緑茶などカロリーのないも のにしましょう。

    B未精製のご飯を食べる
    ご飯は、胚芽米、分づき米(7,5,3)、玄米など未精製の米を常食しましょう。 胚芽米はやや白すぎる感もありますが、家族全員で食べやすいのがよい点です。 もちろん、電気炊飯器で炊く事ができます。分づき米は、3,5,7 と白くなります。(白米は10)精米機のおいてあるお米屋さんに注文すれ ば精米してくれます。電気炊飯器でも炊くことはできますが、 美味しく食べるには圧力鍋で炊くことになります。家族全員で食べ 続けるにはやや難しい面があります。また、米に雑穀や麦類などを入れるのも 大変よいことです。いずれにしても、家族全員で食べられるものを常食しま しょう。

    C白砂糖の入った食品は食べない
    白砂糖、異性化糖(ぶどう糖果糖液糖)などの入った菓子類(クッキー、 ケーキ、アイスクリームなど)、飲料水(乳酸菌飲料水、炭水飲料水、 清涼飲料水など)極力食べないようにしましょう。料理に甘味をつける 場合も白砂糖は避けて、黒砂糖、日本酒、みりん、ハチミツなどにしま しょう。ただし、黒砂糖やハチミツなどは使い過ぎないようにしましょう。

    D副食は季節の野菜を中心にする。
    副食は季節の野菜、海藻、いも類を中心にします。動物性食品よりも 多く食べるようにしましょう。春は、セリ、ウド、フキ、ワラビ、 筍などどちらかといえば「アク」の強い野菜。夏は、うり、きゅうり、 トマト、レタスなど水分の多い野菜。秋は栗、いも、米、麦、きのこなどを 中心にします。冬は、レンコン、にんじん、里いも、ごぼう、大根など 「根葉」を中心にしましょう。季節に関係なくサラダ(生野菜)ばかりと いうのは好ましくありません。

    E動物性食品は魚介類を中心にする。
    動物性食品は魚介類を中心にしましょう。魚介類の選び方は 、色(白身、赤身、黒味、青み)で選ぶのではなく、値段で選ぶのが賢明です。 一般に高価な魚ほど薬漬けの可能性が高くなります。安い魚に薬を与えてま で養殖する人はいません。安い魚ほど安全性は高くなります。 その他、動物性食品は卵程度にしましょう。肉類や食肉加工品( ハム、ソーセージ、ベーコンなど)は極力減らしましょう。

    F揚げ物は控えめにする。
    現在の食生活はあまりにも油脂類が多すぎます。てんぷら、 フライなどの揚げ物類はできるかぎり控えましょう。油脂類は炒め物、 ドレッシングくらいにしましょう。

    G発酵食品をきちんと食べる。
    味噌汁、漬物、納豆などの発酵食品を常食するようにしましょう。 特に、ご飯、味噌汁、漬物という「食生活パターン」は最高の組み合わせです。 味噌汁は食塩水ではないし漬物は塩のかたまりではありません。 むしろ、乳酸菌のかたまりと考えるべきです。これほど素晴らしい整腸 食品はありません。できれば、きちんと発酵した質の良いものを食べたい ものです。

    Hできる限り安全な食品を選ぶ。
    神経質にならない程度に、できる限り安全な食品を使うよう にしましょう。せめて、調味料くらいは良いものを使いたいものです。

    I食事はゆっくりとよくかんで
    食事はゆっくりとよくかんで食べる習慣をつけましょう。 口の中に食べ物が入っている時は、飲み物は控えましょう。 噛むことは、食べ物を細かくすることだけではなく、歯茎を丈夫にしたり、 脳の血流をよくしたり非常に大きな働きをしています。 楽しい食卓も忘れずに。
    粗食のすすめ 幕内秀夫より

甘いもの

  • 小学生を対象に、砂糖に関する授業をスティックシュガーを使って行いました。
    コカコーラやオレンジジュースは約10パーセントの糖分だと言われています。
    350mlのコーラの10%=35g
    =3gのスティックシュガー約12本分となります。
    スポーツ飲料・・・・・・およそ6本
    冷たい食べ物や甘い食べ物は身体を冷やしてしまい、低体温の原因となります。 健康な人の体温は約36.5℃で、細胞の新陳代謝が活発で、健康で、免疫力も高く、 ほとんど病気をしない状態を保つことができます。低体温だと、基礎代謝が低 下するため、脂肪を燃焼しにくくなり、太りやすくなります。
    また、体温が下がり、免疫力が低下すると、カゼなどの感染症にかかりやす くなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなります。さらに、 低体温だと、免疫力が落ちることに加え、体温が35℃になるとガン細胞が活発 になるともいわれています。
     @虫歯になりやすい。
     A皮膚の病気にかかりやすい。
     B風邪をひきやすい
     C便秘になる
    。  D寝付きが悪い
     E食欲がなくなる。
     Fいらいらする。
     G元気がなくなる
     H友だちと上手く遊べない。

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