お米マイスター

お米マイスターとは、日本米穀小売連合会が認定している資格です。   その定義は「お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性、ブレンド特性、 炊飯特性)を見極めることができ、その米の特長を最大限活かした「商品づくり」を行い、 その米の良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者」です。

 

少し解説しますと、瑞穂の国、日本には、北海道から沖縄県まで実に様々な土地に様々な お米が作られています。お米の品種は実に様々ですし、そのお米の食味や性質等はさらに多様で、 まさに田んぼ1つ違えば全く別の米といわれます。   その多種多様な米の中から地域のお客様の好みにあったお米を探すチカラがお米マイスターの1つ目のチカラです。

 

でも、せっかく良いお米を選んでも、その活かし方を知らなければ意味はありません。「選んだお米」をお客様においしく 食べて頂くためには、米の保管、精米加工技術(水分や硬軟などお米の特性に応じて精米手法を変えること)、 ブレンドや炊飯の技術が必要になります。このような技術によって、お米マイスターは、単に銘柄や産地名 だけでなく、トータル的にお米を見極め、そのお米に合った方法で加工することがお米マイスターの2つ目のチカラです。

 

また、それとともにお客様にそのお米の環境(履歴)や特性をキチンとお伝えし、最もおいしく炊飯いただくことも、 とても大切なことと考えております。これが3つ目のチカラです。   このようなチカラを持って、常に学習しつづける者が「お米マイスター」です。

 

美味しいお米をお客様に提供するためには「見極め(知識)」「技」「経験」が不可欠です。その意味を込めて 「お米の匠=お米マイスター」と名づけました。また、マイスターには「米マイ」「星スター」の意味も掛け合わせ、お米に明るい者という意味もあります。

どんな料理でも合い、しかも主食でありながら脇役に徹しその料理を引きたてている。 料理に合ったワインを選ぶように、お米も様々な品種を使い分けてみよう。という動きがある。見た目は同じでも、 品種によって、甘味、うまみ、粘り、硬さなどが全て異なる。それぞれの個性を生かして、料理と組み合わせるなら、美味しさも倍増するし、お米選びの楽しさも生まれてくるもの。私たちは、お米の優劣ではなく、個性を伝えるのが仕事。おいしいかどうかはお客様が判断します。すべての人にとって、 有名銘柄や価格の高いものが美味しかったりするわけではありませんので、自分にあったお米を探してみましょう。そのお手伝いをするのが米屋の仕事です。 「いつものお米」から「いろいろなお米」へ。静かに広まりつつあります。

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