『火をともそう』

仏さまは仰いました。

「たいまつからたくさんの火をとっても、たいまつはもとのままであるように、幸福というのは、いくら人へ分けても減らないものです。」

ひとつのたいまつから、どんなにたくさんの人が火をとったとしても、たいまつの火はそのままであるように、幸福はいくら人に分け与えても減ることはありません。

幸福とは、そういうものです。

さらに、幸福は分け与えることで、どんどん増えていくと私は感じています。
分け与えた側も分けいただいた側も同時に幸福となり、今度は分けいただいた側が分け与える側となって、幸福は広がっていきます。

多くの方といろんな種類の火をともし合える、そんな人でありたいと思います。

目覚めの一言
まずは、自身に火をともすこと。
つまり、自分が幸せになること。
自分の幸せを自らが願い、動いていくこと。
これが大切であると思います。

人は、愛されること、ほめられること、役に立つこと、必要とされることで幸せを感じます。

すなわち、自身が幸せを求めていく行いとは、必然的に他に幸せを与えていく行いになると、私は思っています。

 

私の敬愛する「浄泉寺」さんフェイスブックページより

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