『実践者たれ』

仏さまは仰いました。

「たとえためになることを数多く語るとしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。」

仏さまは、つねに「実践」することを重んじました。
そして、数多くの教えを説くと同時に、自らがその教えを「実践」されておりました。

この言葉だけではなく、他にも様々なたとえを用いて、つねに『実践者たれ』と説かれています。

「うるわしく、あでやかに咲く花でも、香りのないものがあるように、善く説かれたことばでも、それを実行しない人には実りがない」

これも仏さまの言葉です。

この『実践者たれ』というのは、仏道だけではなくすべてに通じる教えであると思います。

しかし、かくいう私も、口ばかり、言葉ばかりで、実践がともなっていないことだらけです。
だからこそ、何度も何度も仏さまの教えにふれ、「そうだ!そうだ!実践者でなければいけないのだ」と自分自身を正していっています。

ある人は、歴史的な偉人の言葉にふれることで、またある人は、自分の好きなアーティストやスポーツ選手の言葉にふれることで、自身を省み、正していっていることと思います。

私も一緒です。
私の場合は、仏さまの言葉にふれることで、自身を省み、正していっています。

目覚めの一言
何よりも重要なのは、自分が実践者であるということです。
実践者の言葉には、力があります。
だからこそ、仏さまの言葉は、心に強く響いてくるのだと思います。

浄泉寺さんのフェイスブックページより